の最近のブログ記事

 酒井俊樹さんによる月刊の個人誌で、連載2篇と読み切り1篇が掲載されている。
【「冬の風鈴」】
 この個人誌を「創めるに当たって、今一度自分の原風景に立ち返り、その全貌を眺め直してみようかと思い立った。」とあり、生まれ育った吉田山が出発点。通り過ぎてしまったけれど、ふと浮かんでくる情景や出来事が丁寧に描かれている。
【「紅い絨毯」】
 小説というより詩の方が近いように思う。少女の一生が語られ、ひとつのイメージが破綻なく覆っている。
【「庵の煙」】
 導入は具体的だが、そこから連なる作者の思考に踏み入って語られている。既存の物にとらわれない自由な書き方だと思った。

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2013年5月

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