時空の最近のブログ記事

【「宿り木」平野潤子】
 冒頭ゆったりした優しい手触りで、作品世界へ読者をいざなう。しかし教授が登場するあたりから説明的で、感じるより言葉を理論的にたどるような読み方になってしまった。急ぎすぎているような気がした。
【「峠」福島弘子】
 第二次世界大戦中の一家を、家長である庄太郎の視点で描いている。4歳の初孫を背負い籠に入れて帰る場面や、嫁に行った娘への気遣いなど庄太郎の穏やかで実直な人柄が滲み出ている。特別な事が起こるわけではないが、いろいろな出来事を受け止めながら淡淡と生きる様に共感した。

カテゴリー:時空

2013年5月

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